ゲーム関連サイトを作ろう

このコラムはフリーゲームの関連サイトを運営している筆者が、自分同様ゲーム関連のサイトを 作ってみたいと思う人のために、自分がサイトを設立した時の舞台裏や、 同じゲームタイトルに関する、他サイト様の事例をご紹介しています。    インテックスはこちらです。



4.剣と打撃の発想法 〜アイデアのヒント


前章では「個人運営の小さなサイトは、ナンバー1よりオンリー1」で、という事を書きました。 では、そういった自分だけのオンリー1のテーマはどうやって見つけるんだ?と言う話です。 「アイデア」と言うと、何も無いところから突然ヒラメク物だと思って、座禅を組んでウンウンうなったり、 脳トレに励んだりする人がいますけど、これは間違い。「アイデア」を生み出すには「発想法のコツ」があって、 その通りにやれば「アイデア」なんて、いくらでも大量生産できます。

まず最初に、ゲーム全体を様々な側面から切り分けて、要素をバラバラにします。切って、切って、切りまくって、 細かくスライスすれば、その全てが文字通り「アイデアの切り口」として使えるからです。

「デッキの秤」本体のメインコンテンツは、カードゲームのドローのバランスチェックの事だけ取り上げました。 他の事は知らんプリで通しています。ゲーム全体の中から、この問題だけを切り分けて扱う事にしたワケです。 これが筆者流「剣の発想法」です。


全ての力を一点に!

問題の「切り分け」が終わって、一つの切り口を選んだら、今度はその一点を核にして、考えを集中的に掘り下げます。 筆者が遊んでいる「デュエル・オブ・レジェンド(略称=DoL)」の場合、モンスターの「ユニットカード」と、魔法のカードを それぞれ何枚ずつ入れるか? と言った程度の事は、みんな意識して考えていたのですが、マジックポイントの消費量まで 集計の対象にしようと言う人はいなかったので、バランスと言う切り口だけを集中的に突きまくる事にしました。 一点突破型「打撃集中の発想法」です。

一人ぼっちでやる以上、ゲームの全ての要素を扱おうとしたら、必ず途中で力尽きてしまいますから、 切り口はできるだけ絞って特徴を出します。一つに絞っただけでは、すぐネタが尽きてしまいますから、 一箇所を集中的に攻めて、考え方を膨らませるのです。そうしたら自分のサイトだけの存在価値を、必ず見つけられます。

「DoL」の場合で言うと、カードは全部で450枚あるのですが、一つの「属性」を持ったカードだけを、集中的に取り上げれば、 それで一つのテーマになります。「火の属性の部屋」なんてサイトを立ち上げ、火の属性で統一したデッキのアイデアを極め、 それに関連したテーマで小説やイラストも発表してしまう・・。なんてコダワリ方をすればオモシロイはずです。


会心の一撃

実際「DoL」関連の他サイト様の中には、一つの属性どころか、わずか数枚のカードを取り上げて、徹底的に使い方を研究するコラムを 書いたりする人もいます。サイト全体の更新頻度や文章量が少なくても、そういうのは読み応えがあって参考になります。

攻略に直接関係無くても構いません。「DoL」関連サイトのプレーヤーさんの中には、対戦者のチャットルームに初めて遊びに来た人のために、 マナーやおつきあいのコツを紹介した「交流マニュアル」の様なものを書かれた人がいて、 そのマニュアルには本家サイトのチャットルームの入り口から直接リンクが張られています。そこのサイトも更新頻度は少ないし、 基本的に1回読めばわかる内容が主なので、アクセス数は少ないと思いますが、チャットルームの入り口から直接リンクされたページ一つで、 充分な存在価値があります。


お尋ね者のサイト

今読んで戴いているこのコラムなんか、対戦の内容には全然関係ないから、 本家サイトのBBSにシツコク投稿し始めたら、 たぶんマナー違反として顰蹙(ひんしゅく)を買うはず。「ネタデッキ」どころではありません。 キッパリ邪道です。でも関連サイトと本家サイトとではTPOが違うから、これがネタになります。 時間があったらやっぱり読んじゃうでしょう。こういうのが「剣と打撃の発想法」です。



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《どうしよーかなー》

Windowsって、また新しくなるんですってねー。筆者の場合はずっとWindows2000Pro一筋です。 これが気に入ってるんですけど・・。そのうちXPも試そうと思っているうちに、もう次のが・・。 い、いかん、取り残される(汗)。しかし要求されるハードウェアのスペックが高いというウワサも・・。とにかく情報だけはチェックしないと・・。






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